【2024年8月】日本国内のNFTマーケットプレイスおすすめ一覧|国内サービスならではの特徴も紹介!

NFTマーケットプレイスというと、OpenSeaやRaribleなどの海外プラットフォームが有名ですが、最近では日本国内向けのNFTマーケットプレイスも数多く誕生しています。

HEXAや楽天NFTなど、これらのプラットフォームでは日本語でのサポートや日本円での取引に対応しており、より簡単かつスムーズに取引を行うことが可能です。

NFTの取引は主に英語で行われており、暗号資産を購入したり、専門用語や知識を覚えたりなど様々なハードルが存在するため、敷居の高さを感じている方も多いことでしょう。

そこで本記事では、国内ユーザーにとっても使いやすい国内向けNFTプラットフォームの特徴や、具体的なサービスについて解説します。

本記事のまとめ
  • 国内向けのNFTマーケットプレイスは数多くある
  • 海外プラットフォームに抵抗がある人でも手軽に利用できる
  • 楽天など大手企業も国内向けプラットフォームを展開している
  • 暗号資産の知識がなくても利用できるマーケットプレイスもある
  • 国内クリエイターの多くが利用している
  • 英語が苦手なNFT初心者でも参入しやすい
  • 日本語で利用できる

NFTマーケットプレイスとは

NFTマーケットプレイスとは

NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買を行うオンラインプラットフォームです。アートや音楽、映像、ゲーム内アイテムなど、デジタル上の様々なコンテンツが取引可能です。

NFTマーケットプレイスでは、ユーザーが自分のNFTを出品したり、他のユーザーが出品しているNFTを購入したりできます。

取引は通常、暗号資産を用いて行われますが、最近ではHEXAのように日本円で取引可能なNFTマーケットプレイスも登場しています。

日本国内のNFTマーケットプレイスの特徴・メリット

日本国内のNFTマーケットプレイスの特徴 メリット

NFTマーケットプレイスはOpenSeaなどの海外プラットフォームが主流ですが、最近では国内向けのプラットフォームも盛んです。

  • 日本語に対応している
  • 日本円でNFTを取引できる
  • 国内企業・クリエイターによるコンテンツを豊富に取り扱う

国内向けプラットフォームの要点を、下記で解説していきます。

日本語に対応している

国内向けNFTマーケットプレイスの強みの一つに、日本語で利用できる点が挙げられ、これによって日本のユーザーは言語の壁を感じずに、スムーズに取引を行うことが可能です。

日本語でのサポートやガイドラインが提供されているため、初心者でも安心して利用することが可能で、日本市場に特化したコンテンツが多いのも特徴でしょう。

また、日本のクリエイターが自身の作品を国内のマーケットプレイスで発表しやすくなり、国内向けのコンテンツであればより希求度を高められます。

これにより、国内でのNFT市場が活性化され、言語の壁ゆえに敷居の高さを感じていた多くの人が、より容易にNFTに参入しやすくなります。

日本円でNFTを取引できる

国内向けNFTマーケットプレイスでは、日本円で取引できる点も強みとして挙げられ、それによってユーザーは様々な便益を受けられます。

まず、海外のNFTマーケットプレイスでは、通常は暗号資産で取引が行われます。

その際、日本円から暗号資産に換金するまでには換金手数料や送金手数料など、余分なコストがかかってしまいます。

しかし、日本円での取引であれば、換金や送金といった作業がないため、コストを抑えた取引が可能になります。このこともNFTへの参入のハードルを下げるでしょう。

また、日本円での取引は国内のユーザーにとって馴染み深く、複雑な手続きや、暗号資産に関する専門知識がなくても、スムーズに取引を行うことが可能です。

国内企業・クリエイターによるコンテンツを豊富に取り扱う

海外のNFTプラットフォームと比べて、国内向けNFTプラットフォームでは、国内企業やクリエイターによるコンテンツを豊富に取り扱っている点も特徴です。

例えば、人気アニメや漫画のキャラクター、NFTゲーム用のアイテムなど、日本国内で親しまれているコンテンツがNFT化され、取引されています。

これにより、ユーザーは自分が好きなコンテンツを見つけやすくなり、その作品に対してより深くコミットすることが可能です。

また、国内企業はNFTを通じて、新たな収益源を確保したり、ファンとのエンゲージメントを強化する機会にもつながります。

【徹底比較】日本国内NFTマーケットプレイスおすすめ一覧

日本国内NFTマーケットプレイスおすすめ一覧

このように、最近では国内向けのNFTマーケットプレイスが複数登場したことで、より多くのユーザーがNFTに参入しやすくなっています。

  • HEXA
  • SBINFT Market
  • Coincheck(コインチェック) NFT
  • 楽天NFT
  • tofuNFT

下記では、上記に挙げる代表的な国内向けNFTプラットフォームの特徴や長所を解説します。

HEXA

HEXA NFTマーケット
引用:HEXA
名称HEXA
取り扱いコンテンツ画像、動画、音声、3Dデータ、記事
対応ブロックチェーンイーサリアム、ポリゴン
クレジットカード決済可能
手数料ポリゴン:20%
イーサリアム:30%
運営元メディアエクイティ株式会社

HEXAは、日本円での取引が可能なNFTマーケットプレイスです。暗号資産取引に関する知識がなくても、NFTの出品や取引が可能です。

日本円での決済を行う場合、基本的にガス代は発生せず、またMetaMaskなどのウォレットを作成する必要がない点も重要でしょう。

また、保有するNFTを独自のメタバース空間に飾ったり、Web3型のコミュニティ機能を用いて、ファンクラブやサロンの運営なども可能です。

国内では既に多くのユーザーがおり、国内のNFT市場で着実に評価を得つつあるマーケットプレイスと言えるでしょう。

企業情報

企業名メディアエクイティ株式会社
所在地東京都品川区南品川四丁目4-17 品川サウスタワー
代表者椛島誠一郎
設立日2019年5月
事業内容NFT、AIを用いたWebサービス開発

SBINFT Market

SBINFT Market
引用:SBINFT Market
名称SBINFT Market
取り扱いコンテンツアート、ゲーム、写真、音楽、映像、トレーディングカードなど
対応ブロックチェーンイーサリアム、ポリゴン
クレジットカード決済可能
手数料販売手数料:10%
※別途ガス代が必要
運営元SBINFT株式会社

SBINFTは、大手金融企業のSBIグループが運営する国内向けNFTマーケットプレイスで、国内のNFT作品を豊富に扱っています。

NFTは暗号資産で購入しますが、価格が日本円で表示されているので、ETHやMATICの相場を知らなくても価格が分かりやすいのが特徴です。

SBINFTでNFTを発行するには審査が必要で、審査に合格すると「公認アーティスト」もしくは「パートナー事業者」としてNFTを発行できます。

審査の時期や内容は、SBINFTの公式Xで告知されるため、こまめにチェックしましょう。

企業情報

企業名SBINFT株式会社
所在地東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
代表者高 長徳
設立日2015年5月1日
事業内容NFTマーケットプレイス運営、WebAPI提供、コンサルティングなど

Coincheck(コインチェック) NFT

Coincheck NFT
引用:Coincheck NFT
名称Coincheck NFT
取り扱いコンテンツゲーム内アイテム、ファッション、アートなど
対応ブロックチェーンオフチェーン
クレジットカード決済可能
手数料販売手数料:10%
運営元コインチェック株式会社

大手暗号資産取引所のCoincheckが運営するCoincheck NFTは、従来の取引において課題だったスケーラビリティ問題を解決するプラットフォームとして登場しました。

スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの性能によって生じる、送金の遅延やガス代の高騰を指しますが、Coincheck NFTでは解決策としてオフチェーン取引を導入しています。

オフチェーン取引によってガス代のかからない取引が可能になり、ブロックチェーン上での取引に比べて遅延が少なく、短時間で大量の取引を行うことが可能です。

また、他のNFTマーケットプレイスにない特徴として、決済に対応した通貨の種類が多いことが挙げられます。

Coincheck NFTはCoincheckと一体化したサービスであり、イーサリアムやポリゴンと合わせて計10種類以上の暗号資産を決済に使えます。

企業情報

企業名コインチェック株式会社
所在地東京都渋谷区桜丘町1-4渋谷サクラステージ SHIBUYAサイド27階
代表者蓮尾 聡
設立日2012年8月
事業内容暗号資産取引所の運営ならびに新金融サービスの研究開発
楽天NFT
引用:楽天NFT

楽天NFT

名称楽天NFT
取り扱いコンテンツ動画、画像、3Dデータ
対応ブロックチェーン自社ブロックチェーン(Flow)
クレジットカード決済可能
手数料出品手数料:14%
運営元楽天グループ株式会社

楽天NFTは、楽天グループが運営するNFTマーケットプレイスです。様々な種類のデジタルコンテンツを購入・出品できます。

楽天IDを使用して、クレジットカードや楽天ポイント、また暗号資産であればETHでの決済が可能ですが、自社ブロックチェーンを使用しているのでガス代は発生しません。

現在では、3D NFT機能を通して、NFTを360度好きな角度から鑑賞できる機能を備えるなど、随時更新が行われています。

ちなみに、ウォレットはMetaMaskにしか対応していませんので留意しましょう。

企業情報

企業名楽天グループ株式会社
所在地東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス
代表者三木谷 浩史
設立日1997年2月7日
事業内容Eコマース、トラベル、ネットサービス、銀行、携帯キャリア事業など

tofuNFT

tofuNFT
引用:tofuNFT
名称tofuNFT
取り扱いコンテンツゲームアイテム、トレーディングカード、アート
対応ブロックチェーンイーサリアムやアバランチ含め30種類以上
クレジットカード決済暗号資産での決済のみに対応
手数料販売手数料:2.5%(売り手)、5%(買い手)
運営元株式会社COINNINJA

tofuNFTは、国内初となるマルチチェーン対応のNFTマーケットプレイスです。2022年には取引高が累計100億円を超えており、国内でもトップクラスのマーケットプレイスと言えるでしょう。

tofuNFTの特徴はなんと言っても、取引に対応したブロックチェーンの数です。イーサリアムやポリゴンはもちろんのこと、Astar NetworkやOKCなど他のマーケットプレイスでは対応していないものまで計30種類を超えるブロックチェーンのNFTを取引できます。

取り扱っているNFTのジャンルとしては、ゲームジャンルがメインです。「元素騎士Online」や「My Crypto Heroes」を含め、複数の国内発NFTゲームの作品を取り扱っています。

企業情報

企業名株式会社COINNINJA
所在地埼玉県越谷市赤山本町4番地1
代表者徐楽楽
設立日2017年11月22日
事業内容暗号資産メディア、ツール、サービス運営

国内NFTマーケットプレイスに関するQ&A

国内NFTマーケットプレイス Q&A

上記で挙げたプラットフォームは、国内のNFT市場向けに設計されているため、利用の際はいくつかの注意点があります。

  • NFTマーケットプレイスは日本人でも使える?
  • 日本国内のNFTマーケットプレイスを使う時に注意することは?
  • NFTを出品する際の手順を知りたい!

上記の疑問を解説しながら、これらの注意点を押さえていきましょう。

NFTマーケットプレイスは日本人でも使える?

国内外には様々なNFTマーケットプレイスがあり、日本人でもNFTマーケットプレイスを利用することは基本的に可能です。国内向けNFTマーケットプレイスの中には、HEXAのように日本円での取引が可能なものもあり、暗号資産やウォレットを必要としないため、より手軽に利用できます。

一方で、OpenSeaなどの海外マーケットプレイスは英語のみに対応している場合が多いため、言語の壁を感じる可能性があります。

そのため、NFTの初心者であれば、まずは日本のマーケットプレイスから始めるほうが無難かもしれません。

日本国内のNFTマーケットプレイスを使う時に注意することは?

NFTはデジタルコンテンツとして扱われ、消費者保護法や不正競争防止法などの法律によって、規制や保護の対象となる場合があることを認識しましょう。

また、国内のNFTマーケットプレイスでも、利用する前に日本語対応が十分に整っているか、またどれぐらいのユーザーや取引量があるかも調べておく方が無難です。

NFTには詐欺や偽物のNFTが出回る可能性もあるため、信頼できるマーケットプレイスを選び、NFTの出品者や、プロジェクトの情報をよく調べてから取引を行うことが重要です。

常日頃から、NFTに関する情報や最新動向を入手することで、より安心して取引を進めることが出来ます。

NFTを出品する際の手順を知りたい!

NFTマーケットプレイスによっては、事前に暗号資産を購入したり、ウォレットを作成する必要がある場合があるので、それぞれのプラットフォームの特徴を事前に知ることが大切です。

また、自身のNFTが利用するプラットフォームに投稿されている作品とどれぐらい相性が良いか評価することも、投稿する作品の評価につながります。

基礎知識を一通り網羅したら、手続きに従って、NFT作品のアップロード、販売方法の選定、出品内容を確認したうえで公開します。

それぞれのNFTマーケットプレイスによって、ウォレットやXのアカウントなど、利用の際に必要になるものが異なるので、事前に調べることが大事です。

【まとめ】国内NFTマーケットプレイスおすすめ一覧

国内NFTマーケットプレイスおすすめ一覧 まとめ

主要なNFTマーケットプレイスの多くが海外発であるため、NFT自体に対して敷居の高さを感じる方が、特に日本国内には多くいるかもしれません。

最近ではそうした方向けに、国内向けのNFTマーケットプレイスが数多く立ち上がっており、日本語で利用できるため手軽かつ安心して利用できます。

特に暗号資産の知識が乏しい方でも、日本円でのNFTの決済が可能なプラットフォームも存在するため、国内のNFT市場も成長しつつあります。

すでに国内でも著名なNFTクリエイターが複数おり、これらの人々を下支えするプラットフォームとして、今後も発展していく分野です。

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参照元:NFT Media

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