ソーシャルファイの「friend. tech」、24時間で発生した手数料収入が全Dappsで1位に
friend.techの手数料収入が全Dappsで1位に
ソーシャルファイ(SocialFi)アプリケーションの「フレンドテック(friend.tech)」において過去24時間に発生した手数料および、そこから得られる収益が、全Dapps(分散型アプリケーション)の中で1位を記録した。記事執筆時点においても1位を継続しており、Dappsにブロックチェーンを含めた手数料と収益ランキングにおいてもイーサリアム(Ethereum)に次ぐ2位となっている。(8/22 17:00DefiLlama調べ)。
「friend.tech」は、ユーザーが自身のソーシャルネットワークをトークン化し、それを販売できるアプリケーションだ。フォロワーは、販売されたトークンを購入することで発行者とメッセージの交換が行える。また発行者は、取引時に発生した手数料の一部を受け取ることが可能だという。
発行されたトークンは、イーサリアム上に発行されるERC-20トークンとしても流通しており、コインゲッコー(CoinGecko)で価格を追跡することもできる。
同アプリケーションは8月11日に大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが開発するL2ブロックチェーン「ベース(Base)」でベータ版をリリースしたばかりである。なお8月22日現在、すべてのユーザー向けにはリリースされておらず、招待コードを持つユーザーのみが参加可能な招待制のアプリケーションとなっている。
「friend.tech」によって過去24時間で発生した手数料は約2.4億円(約168万ドル)で、そのうちガス料金などを引いた収益は約1.2億円(約84万ドル)となった。これはメイカーダオ(MakerDAO)やリド(Lido)といった人気のある既存のDappsを超える額である。
なお既に「friend.tech」は、ガバナンストークンの発行も発表している。また6か月のベータ期間中、毎週金曜日にユーザーに対しポイントを配布することも発表しており、第1回のポイント配布は完了している。
さらに招待した人数に応じてもポイントを配布され、このポイントが発行されるガバナンストークンと交換可能になることが噂されている。
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参考:DefiLlama
デザイン:一本寿和
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参照元:ニュース – あたらしい経済