Opepen Editionとは?NFTの特徴や価格・購入方法をわかりやすく解説

Opepen Edition(オペペン エディション)は、2023年1月にリリースされたオープンエディションNFTです。

インターネットミームとして人気のキャラクター『カエルのペペ』をモチーフにしたプロジェクトであり、さまざまなクリエイターがデザイナーとして参加しています。

独特な仕掛けと洗練されたデザイン性を兼ね備え、世界中のNFTコレクターから支持を受けています。世界トップクラスの取引高を記録したり、多くのインフルエンサーがSNSアイコンに設定したりするなど、話題性には事欠きません。

本記事ではOpepen Editionの特徴やこれまでの価格推移、将来性を解説します。Opepen Editionに興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。

Opepen Editionとは

Opepen Editionは、イギリスの人気アーティストJack Butcher氏が手掛けるプロジェクトです。

Butcher氏はX(旧Twitter)の認証マークをモチーフにしたNFTコレクション『Checks VV Edition』や『Checks Elements』を手掛けた人物としても知られています。

フェラーリやミシュランなど、有名ブランドにもクリエイティブを提供する世界的アーティストといえるでしょう。

そんなJack Butcher氏が2023年1月8日、オープンエディションNFTとしてリリースしたOpepen Edition。約60分の販売時間に、16,000点ものNFTが発行されました。

当初、NFT自体は取引手数料(ガス代)の5~10ドル程度で購入できましたが、現在ではその価値をあげ1800ドル以上で取引されています。

Opepenの名称は、オープンエディションの『Open』と、カエルのペペの『Pepe』を掛け合わせた造語です。

Opepen Editionの特徴

Opepenの特徴は以下の3点です。

  • オープンエディションを採用
  • 海外ミームからインスパイアを得た作品
  • 一定の条件下で変化するアートワーク

順番に解説していきます。

オープンエディションを採用

オープンエディションNFTとは、枚数無制限で発行されるNFTの総称です。

フリーミント(無料配布)や低価格での販売が多く、同じ画像を使用する特徴があります。配布は無制限でおこなわれるケースと、時間制限が設けられるケースのいずれかが主流です。

NFTの希少価値にこだわらず、参入障壁を下げることで、プロジェクトの参加者を増やすことが可能で、ジェネラティブNFTのような「唯一無二」であることに価値を見いだすのとは逆行する仕組みといえるでしょう。

2022年11月頃からブームが到来。『Checks VV Edition』を筆頭に、オープンエディションを用いたプロジェクトが多数輩出されました。

また、独自コントラクトで発行されることから、発行後のデザイン変更や、Burn(破棄)することで新しいNFTを手に入れる機能など、ゲーム性のある表現を可能にしています。

海外ミームからインスパイアを得た作品

Opepen Editionは『カエルのペペ(Pepe the Frog)』という海外マンガのキャラクターがモチーフになっています。

2005年に制作されたMatt Furie氏のマンガ『Boy’s Club』に登場する、カエルを擬人化したキャラクターです。独特な表情が印象的で、英語圏の掲示板サイト『4Chan』を中心に、多くのユーザーがペペの画像を使用。インターネットミーム(流行ネタ)として定着していきます。

2016年のアメリカ大統領戦時、人種差別的なメッセージと共にペペを用いた画像が流れたことでヘイトシンボルにされてしまう悲しい過去もありましたが、未だミームとして愛され続けているキャラクターです。

2023年4月にはペペをモチーフにした暗号資産『pepeCoin』も登場。リリース後、価値を10万倍以上に上げたことで話題になりました。

Opepenを知る上で欠かすことのできないキャラクターです。

一定の条件下で変化するアートワーク

同一デザインで16,000点リリースされたOpepen Editionですが、定期的にアートワークが変化する仕組みが施されています。

ファウンダーのJack Butcher氏により、6種類の新規デザインが不定期で公開。1度の公開につき80枚のNFTが対象となり、1枚・4枚・5枚・10枚・20枚・40枚の割合で分割されます。

Opepenホルダーは公開から48時間以内に投票を行い、対象枚数に対して200%の投票率を獲得した作品が新規デザインとして採用されます。(1枚発行のデザインに対し、2票必要。設定された対象枚数によって必要な投票数が異なる。)

投票に参加したホルダーの保有するOpepen Editionの中から、ランダムに選ばれたNFTのデザインが新規作品に更新されます。

Opepen Editionの総数を変えず、多彩なサブコレクションを生成し、期待感とゲーム性を提供する画期的な仕組みといえるでしょう。

新規デザインの制作には、Jack Butcher氏のほか、Batz氏やPIV氏など人気クリエイターが参加しています。

Opepen Editionの価格推移

Opepen Editionの価格推移
引用:CoinGecko

取引手数料(5~8ドル程度)のみで購入できたOpepen Editionは、最終的に16,000点発行されました。『Checks VV Edition』の成功など、Jack Butcher氏のこれまでの実績も功を奏し、序盤から一定のファンを獲得します。

開始当初は0.25ETH以下で取引されていたものの、同年4月にTwitterアカウントを作成したことで、盛り上がりが加速します。

5月にはJack Butcher氏による初の新規デザインが公開されるなど、イベントを通じて徐々に盛り上がりをみせ、フロアプライスは0.75ETHを突破します。

その後しばらくは低迷しますが、7月12日。Opepen大口ホルダーでインフルエンサーのBored氏と、同じくインフルエンサーのTheradGuy氏によるSNS上のやり取りが、多くのNFTコレクターを巻き込む一大イベントに発展。

大きな盛り上がりと共に、フロアプライスは過去最高の0.89ETHまで向上しました。

NFT市場全体は冬相場とも言われますが、Opepenは活発な取引がおこなわれています。

Opepen Editionの将来性

OpepenEditionは将来性のあるプロジェクトといえるでしょう。

インフルエンサーやNFTコレクターによる盛り上がりにより、7月18日にはフロアプライス前日比30%増、過去最高の0.89ETHを記録。この時点で総取引額も68,575ETHを突破しました。

多くのファンを獲得し、いまだSNSアイコンに設定する人が絶えないトップクラスのNFTプロジェクトです。

また、今後も継続的にアートワークの追加が予定されています。2023年8月時点で10セット(800枚)のデザイン変更が行われました。つまり、あと15200枚のNFTに変更の余地が残されています。

Discordコミュニティや物理的な対価はなくとも、高いアート性とSNS上のコミュニティによって価値を生みだし続けるプロジェクトです。

Opepen Editionの購入方法

OpepenEditionの購入方法は、以下手順のとおりです。

  1. 暗号資産取引所のアカウント作成
  2. 暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入
  3. 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成
  4. 暗号資産ウォレットへイーサ(ETH)を送金
  5. OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続
  6. OpenSea内のOpepen公式ページより購入

本記事では、6番以降の手順を紹介いたします。

▼1~5までの詳しい手順はこちらから
https://nft-media.net/column/buy-at-opensea/13456/

1~5の作業が完了した方は、OpenSeaのOpepen公式ページにてお好みのNFTを探してください。
▼OpenSeaのOpepen公式ページ
https://opensea.io/collection/opepen-edition

お好きなNFTを見つけた方は、以下画像にある「Add to cart」のボタンを押して、購入完了です。

Opepen Editionの購入方法

その他にも、購入方法は以下の3通りありますが、「Add to cart」をクリックし決済すると簡単にNFTを購入できます。

・Add to cart(カートに入れて決済する)
・オークション(最高値で希望した人が買える)
・オファー(保有者が誰に譲るか決める)

NFTを初めて購入する方は以下の記事も参考にしてください。

Opepen Editionのまとめ

OpepenEditionは世界中で盛り上がりをみせる、トップクラスのNFTプロジェクトです。

オープンエディションによるエンタメ性の高い仕組みと、Jack Butcher氏を中心に創られるスタイリッシュで独創的なデザインにより、多くのファンを獲得しています。

冬相場と言われるNFT市場にも関わらず、日々活発な取引がおこなわれる稀有なプロジェクトのひとつです。

追加される新規デザインに加え、たくさんの可能性を秘めたOpepenEdition。今後の展開に期待したいところです。

NFTについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

参照元:NFT Media

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