【Play to Earnとは】ゲームで稼ごう! Play to Earn は今までのゲームと何が違うのか
はじめに
皆さん、ゲームはお好きですか?最近は、様々なジャンルのゲームが発売されているので、つい夢中になってしまい、気が付くと何時間も経っていたなんてこともありますよね。そんな方に朗報です。
実は「Play to Earn」という、ゲームでお金を稼げるものがあるのです!
Play to Earnとは、ゲームにブロックチェーンやNFTを組み合わせることで「ゲームを遊びながら稼ぐ」という概念です。Play to Earnは、略して「P2E」と表記されたりもします。
本記事では、「Play to Earn」の特徴や人気ゲームをご紹介いたします!
そもそもNFTってなに?という方は以下記事を読んでから続きをご覧ください。
Play to Earn の特徴について
まずは、Play to Earn の特徴からご紹介いたします。
お金を稼げる
Play to Earnの特徴は、何と言ってもお金が稼げることです。今までのゲームと言えば、「遊ぶ」ことがメインだったので、ゲームで「稼ぐ」という手段は、大会などで優勝を狙うプロゲーマーぐらいしかありませんでした。
しかし、Play to Earnではゲームで遊ぶことで仮想通貨を獲得できます。ゲームのクリア報酬をはじめ、ゲームに登場するキャラクターやアイテムなどのNFTの販売や、自身がオーナーとなるスカラーシップ制度など様々な稼ぎ方が可能になりました。
オンラインゲームの資産が残る
従来のオンラインゲームは、ゲーム会社が運営・管理をしていたので、全てのデータがゲーム会社のコントロール下にありました。そのため、ゲーム内におけるキャラクターや入手したアイテムは、すべてゲーム会社が握っており、ゲーム会社の好きなタイミングで、消したり増やしたりできてしまいます。
そして、サービスが終了すればデータが完全に消えてしまい、せっかく育てたキャラクターや、アイテムなどのデータがなくなってしまっていました。一方で、ゲーム内のアイテムやアカウントなどを売買(RMT)するのは、ほとんどの場合で規約違反とされています。
Play to Earnにおいては、NFT化されたキャラクターやアイテムなどが、ゲームとは独立した存在になり、プレイヤーのウォレットとして管理されるので、サービスが終了しても残すことが出来るようになりました。また、同じNFTを他のゲームやサービスで利用できるなど、ただのゲームアイテム以上の価値をプレイヤーに与えてくれます。
Play to Earnゲームオススメ5選
それでは、Play to Earnの魅力が分かったところで、オススメの Play to Earn ゲームを5つご紹介します。
Sorare( ソラーレ)
『Sorare』は、現実世界のサッカーの試合と連動したトレーディング・カードゲームです。サッカー選手がNTFカードに反映されており、オリジナルのチームを作ることでスコアを競います。高スコアを獲得し、上位にランクインしたユーザーには、イーサリアムやレアカードなどの賞品が贈られます。『Sorare』は、現実の試合の戦績によってスコアが計算され、それらをもとにチームとしてのトータルスコアを出します。
仮想通貨やNFTに興味がある人だけでなく、サッカーファンも楽しめるゲームですので、気になる方はぜひプレイしてみてください。
Axie Infinity (アクシー・インフィニティ)
『Axie Infinity』は、「アクシー」というモンスターを集めて戦わせる対戦ゲームです。SLP(Smooth Love Potion)やAXS(Axie Infinity Shards)と呼ばれる、ゲーム内で入手できる仮想通貨を換金することでお金を稼ぐことが出来ますよ。また、プレイ中に入手したアイテムは公式サイト内のNFTマーケットで売ることが可能です。ゲーム内でランドと呼ばれる土地を持てたり、様々なやり込み要素があるのも嬉しいポイントですね。
ユルめのキャラデザインがとても可愛いゲームなので、女性のユーザーにもオススメです。
The Sandbox (ザ・サンドボックス)
HP:https://www.sandbox.game/jp/
『The Sandbox』は、『マインクラフト』のブロックチェーン版のようなゲームです。目的や攻略法などは、マインクラフト同様、特に決まっていません。『マインクラフト』との大きな違いとして、『The Sandbox』はゲーム内のマーケットで、武器などのアイテムや生活するための土地、アートなどの様々なアイテムが売買可能なことがあげられます。
『マインクラフト』で作成した3Dモデルを、『The Sandbox』にインポートする機能もあるので、『マインクラフト』ユーザーの方は始めやすいかも知れません。
EGGRYPTO (エグリプト)
『EGGRYPTO』は、トークン化されたモンスターやアイテムなどを集め、バトルを行うゲームです。ブロックチェーン上で、モンスターの発行上限数が決められており、誰がどのモンスターを保有しているか管理されています。そのため、アプリの中だけで完結せず、モンスターの交換などでプレイヤー同士が繋がることができるのも魅力のゲームです。
ブロックチェーンゲームとしては珍しい日本製のゲームなので、キャラクターデザインが親しみやすく、チュートリアルが丁寧なのも特徴のひとつです。
My Crypto Heroes (マイクリプトヒーローズ)
HP:https://www.mycryptoheroes.net/ja
『My Crypto Heroes』は、歴史上のヒーローを集め、武器を装備させながら対戦させるMMORPGです。こちらも日本製のゲームで、2018年にリリースされました。ゲーム内のマーケット上では、「GUM」と呼ばれるゲーム内通貨を使い、ヒーローを購入することができます。運営側から購入するだけでなく、ユーザー同士でヒーローやエクステンションを売買することも可能です。
高い戦略性が必要とされるバトルシステムや、ヒーローの育成とカスタマイズ性などが人気となり、国内では最も有名なPlay to Earnゲームであるとも言われています。
まとめ
今回は、Play to Earの特徴や代表例ゲームを紹介しました。
Play to Earnは、ここ1年ほどの間に急速に発展し、様々なゲームタイトルが登場しています。「遊びながらお金を稼ぐ」ということは、ゲーム好きの子どもから大人まで、多くの人々に影響を与えていくと思います。
気になった方は、ぜひ遊んでみてください!
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参照元:NFT Media