［東京　１３日　ロイター］ - 来週の外為市場でドル／円は、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨や経済指標の発表を通じて米１２月利上げ開始の思惑が継続すれば、底堅い展開になりそうだ。ただ、週初に発表の日本の７─９月国内総生産（ＧＤＰ）が市場予想からかい離した場合、日銀の追加緩和への思惑をも巻き込んで相場が動く可能性もある。

［東京　１３日　ロイター］ - 来週の東京株式市場は、じり高基調が見込まれている。１６日寄り前に発表される７─９月期国内総生産（ＧＤＰ）を受けて政策期待が高まれば、上値を試す公算が大きい。日経平均は節目２万円をうかがう局面がありそうだ。半面、不安定な海外市場が警戒要因という。

［東京　１３日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点とほぼ変わらずの１２２円半ば。実需筋のフローはそれほど出ておらず、国内勢は短期筋を中心とした取引になっているという。株価以外に目立った材料はなく、午後は小動きとなった。

［モスクワ　１２日　ロイター］ - ロシア大統領府（クレムリン）のペスコフ報道官は１２日、過激派組織「イスラム国」がロシアを攻撃するとの内容のビデオを公表したことを受け、安全保障当局が検証すると述べた。

［ロンドン　１２日　ロイター］ - 債務残高が多くてもデフォルト（債務不履行）は少ない──。そうした状況の再来を楽しんでいた世界だが、来年は激しい衝撃が待ち構えているように思われる。それも、米国に限った話ではない。

［東京　１３日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は８日ぶりに反落した。原油価格の下落を背景に米国株が大幅安となり、日本株も売りが先行。日経平均は一時３００円を超す下げとなった。ただ、下値では日銀の上場投資信託（ＥＴＦ）買い観測や短期筋による買い戻し、個人投資家の押し目買いなどが強く、売り一巡後は下げ幅を縮小した。

［ヤンゴン　１３日　ロイター］ - ミャンマーの選挙管理委員会によると、８日に実施された２０１１年の民政移管後初の総選挙で、アウン・サン・スー・チー党首率いる最大野党、国民民主連盟（ＮＬＤ）が過半数議席を獲得した。

［東京　１３日　ロイター］ - 東芝の不正会計問題をめぐり、株価下落の損害を受けたとして、同社の個人株主約７０人が東芝を相手に、約４億円の損害賠償を求める集団訴訟を起こす意思を固めたことが分かった。同社の不正会計をめぐる集団訴訟は、米国カリフォルニア州で提起されているが、国内では初めて。

［ワシントン　１２日　ロイター］ - 米国防総省当局者は１２日、日本人ジャーナリスト後藤健二さんらを殺害したとみられる過激派組織「イスラム国」の黒い覆面の男、通称「ジハーディ・ジョン」を標的とした空爆をシリア北部のラッカで行ったと明らかにした。

［ワシントン　１２日　ロイター］ - オバマ米大統領は、米ＡＢＣニュースのインタビューで、米大統領選の共和党有力候補である不動産王ドナルド・トランプ氏が掲げる不法移民排斥計画は非現実的かつ非人道的、と批判した。