105_その他

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円

カナダドル/円は、4月に80.50円台まで下落した後は同水準を割ることなく下げ渋り。今月20日に約3ヶ月ぶり高値となる84.547円まで上昇しました。一連の動きにより、年初からの下押し局面が終了したと考えられます。

目先は、20日線の上伸を阻んだ、週足の一目均衡表の基準線がポイントです。同線を突破できれば、昨年12月高値(88.916円)がおぼろげながら視野に入りそうです。



(上記カナダ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/23の11:32現在)



(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/23の11:32現在)

○上値目処について
84円台後半が焦点です。この水準には冒頭で触れた週足の一目均衡表の基準線(84.609円)を始め、16年12月高値88.916円-17年4月安値80.568円の下げ幅1/2戻し(84.742円)やボリンジャーバンド+2シグマ(84.812円)などが位置しており、分水嶺のようになっています。

もし超えられれば上値余地が拡大する公算です。その場合は16年12/15高値(88.916円)を視野に入れつつ、まずは16年12月高値88.916円-17年4月安値80.568円の下げ幅61.8%戻し(85.727円)を試すことになるでしょう。

○下値目処について
まずは、昨日の下押し局面でサポートとなった、200日線(83.086円)に注目です。やや上に日足の一目均衡表の転換線(83.465円)などもあり、割ると下値余地が拡大しそうです。その場合、20日線(82.766円)や75日線(82.717円)などが位置する82円台前半で下げ止まらないようならば、80.50円台に向けて再び下押す事もあり得ます。

○上値目処
84.609円(週足の一目均衡表の基準線)
84.742円(16年12月高値88.916円-17年4月安値80.568円の下げ幅1/2戻し)
84.798円(1/23安値)
84.812円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
84.862円(2/8安値)
85.727円(16年12月高値88.916円-17年4月安値80.568円の下げ幅61.8%戻し)
87.724円(2/15高値)
87.983円(月足の一目均衡表の基準線)
88.728円(月足の一目均衡表の雲の上限)
88.916円(16年12/15高値)
89.154円(月足の一目均衡表の基準線)
89.318円(月足の一目均衡表の雲下限)
<!--ご質問、ご感想などはこちらから-->
○下値目処
84.297円(26週線)
84.025円(6日線)
83.465円(日足の一目均衡表の転換線)
83.232円(日足の一目均衡表の雲の上限)
83.086円(200日線)
82.766円(20日線)
82.717円(75日線)
82.704円(日足の一目均衡表の基準線)
82.602円(週足の一目均衡表の転換線)
82.510円(13週線)
82.174円(日足の一目均衡表の雲下限)
82.154円(52週線)
81.874円(週足の一目均衡表の雲の上限、下限、月足の一目均衡表の転換線)
80.720円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
80.568円(4/21安値)
メキシコペソ/円、中銀声明に注意 ブログ

メキシコペソ/円、中銀声明に注意

本日、メキシコで金融政策が発表される。直近のインフレ率が8年超ぶりの高い伸びとなる6.16%と、中銀目標の中央値(3%)を大きく上回っている事などから、事前予想は0.25%利上げがコンセンサスとなっています。したがって、市場の関心は声明に集まっています。

メキシコペソ/円は1月安値5.170円を基点としてほぼ一本調子で上昇トレンドが継続。今月20日に昨年4月以来の高値となる6.218円まで上昇しています。

今月公表された前回5月会合の議事録によると、利上げは全会一致であったが、利上げ打ち止めを巡り委員の意見が二分していた事が明らかとなりました。今回の会合で一部メンバーが利上げに反対した場合や、利上げ打ち止めについての言及があった場合は、利益確定売りが強まる公算が大きいと見ます。

ただし、インフレ警戒姿勢が揺るがないようならば、利上げ期待が保たれる事となりそうです。今後の利上げ見通しについて見方が分かれる中、直後の相場は神経質な展開が見込まれるが、中長期的には中銀のインフレに対するスタンスが重要になるでしょう。
今日のテクニカル見通し:メキシコペソ/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:メキシコペソ/円

メキシコペソ/円は、月初に下押すも75日線で踏みとどまると、20日に2016年4月依頼の高値となる6.218円まで上昇しています。週足の一目均衡表では、今月に入り2015年前半に下抜けて以降初めて雲を突破したほか、三役好転も点灯しており、上昇トレンドの中にある事を窺わせます。

もっとも、足元でローソク足がボリンジャーバンドの+2シグマを押し上げる形で上昇が続いてましたが、その後はやや脱落しています。目先的には調整が入る余地があるものの、昨年後半のような本格的な下落局面にまでつながる可能性は小さいと見ます。



(上記メキシコペソ/円週足の外貨ネクストネオのチャートは5/25の11:35現在)

○下値目処について
20日線(6.053円)を割るようならば、月初の下押し局面に続いて75日線(5.945円)のサポート力を試す事となりそうです。すぐしたの5.90円前後には日足の一目均衡表の雲の上限&下限(5.917円)を始め、ボリンジャーバンド-2シグマ(5.888円)や6/5安値(5.874円)など複数目標値があるため、下押しが弱いと同水準での反発が予想されます。ただし、割るようならば、4-5月にかけて下押しめどとなった5.70円台前半に向けた一段安もあるでしょう。

○上値目処について
まずは、6/20高値(6.218円)に注目です。同水準にボリンジャーバンド+2シグマもあり、上伸が弱いと反落の可能性があります。ただし、突破できれば上値余地が拡大する公算であり、目先は14年11月高値8.710円-16年11月安値4.878円の下げ幅38.2%戻し(6.342円)や、月足の一目均衡表の基準線(6.487円)を目指す事も考えられます。


○下値目処
6.053円(20日線)
5.978円(日足の一目均衡表の基準線)
5.978円(週足の一目均衡表の転換線)
5.971円(13週線)
5.929円(週足の一目均衡表の雲上限)
5.945円(75日線)
5.917円(日足の一目均衡表の雲の上限、下限)
5.888円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
5.874円(6/5安値)
5.793円(26週線)
5.751円(4/20安値)
5.738円(5/18安値)
5.694円(週足の一目均衡表の基準線)
5.625円(52週線)
5.592円(200日線)

○上値目処
6.122円(日足の一目均衡表の転換線)
6.143円(6日線)
6.218円(6/20高値、ボリンジャーバンド+2シグマ)
6.342円(14年11月高値8.710円-16年11月安値4.878円の下げ幅38.2%戻し)
6.487円(月足の一目均衡表の基準線)
6.546円(16年3月高値)
今夜の注目材料は? ブログ

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が軟調に推移する中で111.10円台までじり安となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

6/21(水)
17:00  5月南ア消費者物価指数
20:00  ホールデン英MPC委員、講演
23:00☆5月米中古住宅販売件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
30:00☆RBNZオフィシャル・キャッシュレート
※☆は特に注目の材料

米年内利上げ打ち止め観測等を背景として、足元で上値の重いムードとなっています。本日は米中古住宅販売件数が発表されますが、米金融政策への影響度の観点からは、経済イベントとしてやや小粒です。したがって、上値の重さを払拭するのは容易ではなさそうです。

なお、NZで金融政策の発表があります。事前予想について、政策金利の据え置き(1.75%)がコンセンサスとなっています。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.700-111.700円) 
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今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が軟調に推移する中で111.10円台までじり安となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

6/21(水)
17:00  5月南ア消費者物価指数
20:00  ホールデン英MPC委員、講演
23:00☆5月米中古住宅販売件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
30:00☆RBNZオフィシャル・キャッシュレート
※☆は特に注目の材料

米年内利上げ打ち止め観測等を背景として、足元で上値の重いムードとなっています。本日は米中古住宅販売件数が発表されますが、米金融政策への影響度の観点からは、経済イベントとしてやや小粒です。したがって、上値の重さを払拭するのは容易ではなさそうです。

なお、NZで金融政策の発表があります。事前予想について、政策金利の据え置き(1.75%)がコンセンサスとなっています。

(欧米時間のドル/円予想レンジ:110.700-111.700円) 
今日のテクニカル見通し:NZドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:NZドル/円

NZドル/円相場は、今月に入り先月高値を突破して81円台に乗せるも、2日連続で81円前後で上ヒゲをつけており、ややその後は伸び悩んでいます。この後はボリンジャーバンド+2シグマに届かなくなるようならば、調整局面に入る事も考えられます。

もっとも、一目均衡表を見ると日足で三役好転が点灯しています。また、週足は遅行線がローソク足の下にあるとはいえ、4週連続で陽線引けとなっています。したがって、日足・週足共に転換線付近で下げ渋るようならば、上昇トレンドは継続していると見たほうが良いのかもしれません。


(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/21の11:10現在)

○上値目処について
6/20高値(81.098円)を超えると、1/27に付けた今年高値(83.791円)まで、主だった目標値が見当りません。強いて挙げれば、216/高値(81.592円)や、1/27高値83.791円-4/12安値75.676円の下げ幅76.4%戻し(81.876円)のほか、心理的節目の82円ちょうどや83円ちょうどが機能するか注目です。

○下値目処について
ローソク足がボリンジャーバンド+2シグマ(80.848円)に届かなくなるようならば、反落局面入りのきっかけとなる可能性があります。そうした中、冒頭で触れた日足一目均衡表の転換線(80.025円)や、週足一目均衡表の転換線(78.618円)に注目です。これらが下値支持となるようならば相場反発が予想されます。なお、週足の転換線付近には200日線(78.572円)もあり、攻防の分岐点になりやすいと見ます。

○上値目処
80.848円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
81.098円(6/20高値)
81.476円(3/2高値)
81.592円(216/高値)
81.876円(1/27高値83.791円-4/12安値75.676円の下げ幅76.4%戻し)
83.791円(1/27高値)

○下値目処
80.304円(6日線)
80.025円(日足の一目均衡表の転換線)
80.013円(月足の一目均衡表の基準線)
79.733円(週足の一目均衡表の基準線)
79.702円(26週線)
79.352円(5/10高値)
79.306円(20日線)
78.686円(日足の一目均衡表の基準線)
78.618円(週足の一目均衡表の転換線)
78.572円(200日線)
78.272円(月足の一目均衡表の転換線)
78.105円(週足の一目均衡表の雲上限)
77.995円(5/30安値)
77.864円(日足の一目均衡表の雲上限)
77.797円(13週線)
77.792円(日足の一目均衡表の雲下限)
77.763円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
77.210円(52週線)
トルコリラ/円、試される政策スタンス ブログ

トルコリラ/円、試される政策スタンス

トルコ中銀は本日、金融政策の発表を行います。事前予想では政策金利の現状維持がコンセンサスとなっており、市場の関心はトルコ中銀の政策スタンスに集まっています。直近のインフレ率は11.72%と中銀目標上限(5%)を大きく上回るなど、トルコ経済がインフレ体質となる中、中銀は金融引き締めスタンスを継続する公算が大きいでしょう。

ただ、トルコ政府からの利下げ圧力が根強い点は懸念材料です。トルコ中銀は、4月にエルドアン大統領の権限強化を問う国民投票実施後に金融引き締め(後期流動性貸出金利の0.50%引き上げ)を行っていることから、本日の会合で利下げに動く可能性は小さいと見ます。とはいえ、大統領への配慮から金融緩和に少しでも前向きな姿勢を示すようならば、中銀の独立性が懸念されてトルコリラ売りが優勢となる事もありえます。
 
【指標】米11月雇用統計ほか13/12/06 ブログ

【指標】米11月雇用統計ほか13/12/06

【指標】(米) 11月非農業部門雇用者数
【予想】+18.5万人
【結果】+20.3万人【指標】(米) 11月失業率
【予想】7.2%
【結果】7.0%【指標】(加) 11月雇用ネット変化
【予想】+1.20万人
【結果】+2.16万人【指標】(加) 11月失業率
【予想】6.9%
【結果】6.9%【指標】(米) 10月個人所得
【予想】[前月比]+0.3%
【結果】[前月比]-0.1%【指標】(米) 10月個人支出
【予想】[前月比]+0.2%
【結果】[前月比]+0.3%【指標】(米) 10月PCEデフレーター
【予想】[前年比]+0.7%
【結果】[前年比]+0.7%【指標】(米) 10月PCEコア・デフレーター
【予想】[前月比]+0.1%
    [前年比]+1.1%
【結果】[前月比]+0.1%
    [前年比]+1.1%
(22:30)

「発表前後のドル/円相場の値動きはご覧のとおりです。」

(ドル/円 5分足チャート)

「発表前後のカナダドル/円相場の値動きはご覧のとおりです。」

(カナダドル/円 5分足チャート)
日経平均株価は小幅安スタート ブログ

日経平均株価は小幅安スタート

 日経平均株価は前日比64.95円安の15112.54円で取引を開始しました。前日のNYダウ平均の下げやドル/円の下げを考えると小幅な下げに留まっているという印象です。

ドル/円は101.80円前後で推移中。
欧州序盤の外為市況 ランド/円下落 ブログ

欧州序盤の外為市況 ランド/円下落

欧州序盤のドル/円は下げ渋り。
東京市場での流れを引き継いで欧州勢が円買いで参入すると、101.80円前後まで下落。ただ、昨日安値(101.816円)を前に下げ渋ると、102.00円台までやや値を戻した。

一方、ランド/円は下落。
米量的緩和の早期縮小観測を受けてドル/ランド相場が2009年3月以来の高値を記録(=ランド安)すると、9.60円台まで値を下げた。