2016年英国のEU離脱から学ぶこと

2016年6月24日、英国(イギリス)のEU離脱派勝利により為替相場大きく変動しました。
円相場では1ドル99円台まで急騰をし、ポンドに関しては約26円の変動をしました。この変動により、多くのFX投資家達が大損を被ったと言われており、中には数千万円の大損をした投資家も出たようです。

ポンド

リーマンショック時は1時間でドル円で1円とういうスピードでしたが、今回のイギリスEU離脱は30分で3円超も急伸しており、FX取引においては強制ロスカット制度により証拠金以上のマイナスは滅多に起きませんが、今回の急騰に関してはこれに当てはまらなかったケースが多かったようです。つまり、証拠金よりマイナスで決済されるケースが多々起きたようです。

そして、日本では24日の午前中、人身事故が多発したと言われています。

先月からポンド/円で買いポジションを持っていた私は、このEU離脱前には-100PIPSのポジションでした。FX会社からは再三にわたる注意勧告があり、私は何となく「危ない」と感じたのでマイナスで決済をしました。

結果、更なる-260PIPSの損害を免れることができました。
そして、同時に売りポジションを持っていたら+260PIPSだったと思いました。

このような激しい動きは滅多に起きませんが、相場は生き物のように動きます。今回は相場が急伸する前には、じりじりと下がっていました。その動きに惑わされたら、大きな損害を被っていました。

細かい動きに惑わされずに、自らが決めたルールを徹底することが必要だと、あらためて思いました。そして、その動きに惑わされないよう資金には余裕を持ってポジションを持つことが大前提になるかと。

教訓
自ら決めたルールを徹底し、リスクに関して敏感になること!

冷静に相場をみる目を養っていくことが、きっとFX必勝に繋がるでしょう。