失敗から学ぶFX業者の選び方

FX業者を選ぶときに、何を基準で選んだら良いかの?

いくつか失敗した私の経験上から、いくつかの条件をピックアップします。
FX取引には、人それぞれ向き合い方が違いますので、自分にあった条件を見つけて取引を始めることをおすすめします。

 

まずは、前提としてあまり変わらない条件を列記します。

・レバレッジ
現在は規制により、最大25倍までと制限されております。どの業者もこの最大値までの取引が中心になります。
・取引手数料
現在はほとんどの会社が取引手数料無料になっております。取引手数料を取る業者を探すほうが難しいくらいです。
・資産の保全
全額信託保全されている業者が普通です。それ以外ですと、安全な取引は難しいと思います。

 

上記を最低条件として、以下の部分を見比べて、自分にあった業者を見つけましょう。

  • 取引通貨の最低ロッド
    10000通貨なのか1000通貨からの取引になるか?つまり、いくらでFX取引を行うか?に関わってきます。例えば、米ドル/円の取引の場合、10000通貨の取引は約45000円の証拠金(業者により異なる)になり、1000通貨の取引は約4500円の証拠金になります。いくらでスタートするか?いくら儲けたい・損しても良いか?によって、取引通貨のロッドを決めた方が良いです。
    私は予算を15万円と小さく設定をしましたが、最低ロッド10000通貨の取引業者で取引をしてしまい、ポジションを二つ持っただけで有効比率が200%を切ってしまう状況でした。取引をどのようにするか?にもよりますが、あくまでも目安で10000通貨なら50万円以上の証拠金、1000通貨なら5万円以上の証拠金からスタートすることをおすすめします。もちろん、証拠金が多ければ多いほど、余裕を持って取引はできます。
  • 取引ツールの機能性
    PCで取引するにも、スマホで取引するにも、各FX会社のツールを利用します。私も数社のツールを扱ってみましたが、各社操作方法が違っており、複数を同時に扱うと操作を謝ってしまったこともあります。特にスキャルピング取引をする際には、操作性はとても重要になります。デモ版でも良いので、一度取引ツールを試すことをおすすめします。
    私はFX取引をはじめてから3ヶ月で操作ミスを3回しました。説明をしっかり読まないタイプなので、ある程度の失敗は覚悟していましたが、それによる証拠金が減ってしまうと、ダメージが大きいです。操作マニュアルをしっかり読んで、自分に使いやすいツールの会社を選びましょう。
  • 情報ツールやリスクヘッジ告知
    2016年6月のイギリスEU離脱時には、私が利用しているFX会社からは1週間前から何度かリスクヘッジ告知が流れてきました。顧客の為に情報を流してくれるFX会社であれば、大きな損失を逃れる可能性が高くなります。また、指標発表情報なども、随時わかるようなツールを用意しているFX会社があります。FXとり引きは情報が命とも言えます。最新情報を入手しやすい会社を選ぶことをおすすめします。
    私の場合、最初に取引をした10000通貨の会社のニュースが一番わかりやすかったです。ですので、取引は最低ロッドにして情報はその会社から入手しています。ニュースもわかりやすいのが一番良いです。
  • スワップポイント
    中長期取引においてスワップポイントはとても重要になります。スワップポイントは会社によってかなり異なります。ある会社では、買い+3売り-3のように、それぞれがポジションによってバランスがとれるようなポイントシステムであったり、同じ通貨ペアでも他の会社では、買い+2売り-5となったりします。会社によってスワップポイントが異なりますので、中長期取引をする方は、スワップポイントを確認して会社を選ぶことをおすすめします。
    私の場合、取引の半分は中長期なので、現在、スワップポイントがよい通貨ペアを選んでいます。会社によっては2倍近く違う場合もあるので、確認して損はないと思います。 

 

 

まず、FX取引を始める場合、
最低ロッド、取引ツール、情報サポート、スワップポイントは確認してFX会社を選びましょう!