月: 2016年1月

アングル:マイナス金利導入に地銀からは悲鳴、収益圧迫は不可避 News

アングル:マイナス金利導入に地銀からは悲鳴、収益圧迫は不可避

[東京 29日 ロイター] - 日銀のマイナス金利導入は、銀行の収益に小さくないインパクトを与える可能性がある。日銀の当座預金に積んでいた資金から得ていた金利収益が将来的に減少する見通しである上に、今年中にも底打ちするとの期待もあった貸出利ざやの縮小が、一段と進むとみられるためだ。

革新機構がシャープ支援策を議論、結論は持ち越し News

革新機構がシャープ支援策を議論、結論は持ち越し

[東京 29日 ロイター] - 経営再建中のシャープ支援策をめぐり、官民ファンドの産業革新機構は29日、意思決定機関である産業革新委員会を開いた。委員会終了後、機構の浜辺哲也専務は記者団に対し「シャープの案件について、本日の委員会で何らかの決議をした事実はなく、具体的に報告できることはない」と述べ、結論が持ち越しになったことを明らかにした。

焦点:マイナス金利、弊害や「量」との両立・波及経路に疑問の声 News

焦点:マイナス金利、弊害や「量」との両立・波及経路に疑問の声

[東京 29日 ロイター] - 日銀が初めて導入したマイナス金利に対し、BOJウオッチャーからはその弊害の存在や、「量」をターゲットとする政策との両立が難しいとの指摘が相次いでいる。また、投資拡大など実体経済への具体的な波及経路と効果が定かではないとの分析も出ており、日銀との間で新たな論争が展開する兆しもある。

マイナス金利導入、量が限界に達したからでない=黒田日銀総裁 News

マイナス金利導入、量が限界に達したからでない=黒田日銀総裁

[東京 29日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は29日の金融政策決定会合後の記者会見で、スイス・ダボスの世界経済フォーラムに出発する前、「事務方に緩和策の検討を指示した」ことを明らかにし、日経平均株価が1万6000円前後、ドル円116円割れなど市場のリスク回避が高まったタイミングで決断したことを示唆した。

日銀マイナス金利に市場は大混乱、政策の「わかりやすさ」失う News

日銀マイナス金利に市場は大混乱、政策の「わかりやすさ」失う

[東京 29日 ロイター] - 日銀のマイナス金利導入で、市場は大きく混乱した。金利低下による円安促進効果が期待される一方、金融機関の収益圧迫が懸念され、日本株は乱高下。金利のマイナス幅を拡大することで追加的な金融緩和はやりやすくなったが、量的・質的金融緩和策(QQE)の限界説も強まった。

日銀総裁会見:識者はこうみる News

日銀総裁会見:識者はこうみる

[東京 29日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は29日の金融政策決定会合後の記者会見で、スイス・ダボスの世界経済フォーラムに出発する前、「事務方に緩和策の検討を指示した」と明らかにした。市場関係者のコメントは以下の通り。