相場トレンドの種類

相場とは上下を繰り返しながら流れをつくっていきます。その流れを読むことによりFX取引での勝率もあがります。
まずは、相場トレンドの種類を把握することによって、ポジションの取り方などが変わります。相場トレンドに合わせたポジション取りで勝利に近づくことができます。ただし、どんな相場トレンドにおいても勝ち続けることはできません。相場トレンドごとに勝率の高いルールを適用することが必要になります。

相場トレンドは大きく分けて三つになります。

 

○上昇トレンド
右肩あがりの相場になります。ドル/円であれば円安への動きになります。細かな上下はありますが、全体的に上がっていく相場になります。

○下降トレンド
右肩下がりの相場になります。ドル/円であれば円高への動きになります。細かな上下はありますが、全体的に下がっていく相場になります。

○レンジ
しばらくの間、高値も安値も更新しない相場になります。上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、どちらにいくか分からない相場になります。

上記のトレンドを見極めるには、「週足」⇒「日足」⇒「一時間足」⇒「15分足」をみていくとわかりやすくなります。

 

また、相場サイクルの一つにレンジをあげることができますが、上昇トレンドや下降トレンドにおいても大きく分けて三つの動きがあります。

○ブレークアウト
相場が一方方向に動いていくことになります。上下それぞれに動いていきますので、戻りを待ってポジションと取る暇がなくなります。一気に動いていくので、瞬間の決断と反射神経が必要になります。

○狭いトレードチャネル
ブレークアウトしたあとに現れることが多いのですが、例えば3pips下がって5pips上がるのように、少し戻っては進みの繰り返しを行います。狭い幅で一定方向へ動いていきます。

○広い幅のトレードチャネル
上記の場合の幅が広いケースになります。例えば6pips下がって10pips上がるような、比較的大きく動いては戻っての繰り返しをします。広い幅で行って方向へ動いていきます。

 

特に、FXにおいてスキャルピングを行うにはサイクルを把握することが重要になります。相場の動きを見ながらサイクルでポジションを決めていく繰り返しが、スキャルピングには大切です。